モモの病気~縮葉病~

今回はモモの病気について紹介します

先日ある個人の方のお宅を訪問したときの写真です。
縮葉病

写真はハナモモの葉ですがピンク色に変色してぐちゃぐちゃになっています。
これは縮葉病といってモモやアンズ、ウメに多く発生するカビ菌がしわざをしている病気です。

原因は葉の表面に付着したカビ菌によって展開前の葉が縮れてしまい葉が開くと写真のような形になります。

新葉の展開する3~4月に雨が多く低温が続くと発生が多くなりますが、高温には弱く5月に入って温度が上昇してくるとおさまります。また若木は成木に比べ被害が大きくなる傾向にあるようです。

対策としてはオーソサイド水和剤が有効で休眠期(2~3月)に葉を洗い流すように散布してあげるとより効果的です。

今回紹介した病気に限らず、せっかくの庭木が萎れていたり弱ってしまう前に消毒が有効ですよ!

剪定ですが、今の時期は木が盛んに光合成をして成長している時期なので剪定は控えたほうがよいでしょう><