
2017年10月16日 / スタッフ日記(お庭番)
こんにちは!
お庭番です!
今日も雨の上この気温でかなり寒く夏の面影も忘れそうなこの頃ですが日照不足からか紅葉は鈍くまだらなところが多いですね。
そもそもなぜ日照不足だと紅葉が鈍るのでしょうか?今日はそんな話をさせていただきます。
黄葉の仕組み
元々葉緑体には、クロロフィルという緑色の色素とカロチノイドという黄色の色素が含まれクロロフィルが主体となってデンプンをつくっています。秋の初めまでは、カロチノイドがクロロフィルの強い緑色に隠れてしまっているため、葉は緑色なのですが、秋が深まり、気温が低くなり光合成で得られるエネルギーより葉を維持する方エネルギーが大きくなると葉を落とす準備を始め、クロロフィルの分解が始まってカロチノイドの方が目立ってくるため、次第に黄色に変化していきます。
紅葉の仕組み
紅く色づく葉には、黄葉とは違った変色の仕組みが働いています。イチョウと同じように、カロチノイドも含まれているのですが、紅葉はアントシアニンという色素によってもたらされます。
気温が低くなると、葉の根元と枝の間に「離層」と呼ばれるコルク状の物質ができます。そのため、光合成で葉の中に作られていた糖分が、枝の方に運ばれずに、葉の中に留まってしまいます。すると、葉の中の糖の濃度が上昇します。そこに日光が当たることによって、糖とタンパク質が化学反応を起こし、アントシアニンという赤色の色素がつくられます。このアントシアニンがたくさんできることによって、鮮やかな紅に変色していくのです。
つまり黄色くなる黄葉と赤くなる紅葉は全然違う原理で起きており紅葉は日光によりアントシアニンが作られるため寒暖差が大きく日光の良く当たる場所だとはっきりと紅葉し逆に秋口に曇る日が多いと鈍くなります。
こうして原理がわかると今年の紅葉狩りは少し楽しくなりそうですね!
#平塚市#秦野市#伊勢原市#厚木市#大磯町#二宮#剪定#伐採#抜根#植栽#植付け#防草#除草#殺虫
木村植物園では、神奈川県の平塚市・茅ヶ崎市・秦野市・伊勢原市・小田原市・厚木市・海老名市・南足柄市・大磯町・二宮町・中井町・開成町・山北町・松田町・大井町・箱根町を中心にお客様のご要望にお応えしています。
木村植物園は東名秦野中井ICから車で10分、平塚ICからは車で12分。小高い丘にある緑のテーマパークです。
電車・バスをご利用の方は、小田急線 秦野駅 より 神奈川大学行きのバスに乗車頂き、小熊天神前で下車頂くとすぐ目の前です。(秦野駅より15分)
木村植物園
〒259-1205
神奈川県平塚市土屋241 tel:0120-152-887
駐車場 | 無料大規模駐車場完備 |
営業時間 | 9:30(日曜9:00)~18:00 |
休日 | 年末年始 |
カフェナチュール
営業時間 | 10:00(土・日・祝9:30)~18:00 |
休日 | 金曜日(祝日の場合は営業)、年末年始 |
ドッグラン
営業時間 | 9:30(土・日・祝9:00)~18:00 冬季(11月~3月)の営業時間は17:00まで |
休日 | 金曜日(祝日の場合は営業)、年末年始 |