6月の作業内容 1年間の作業内容

6月

梅雨の時期

雨ばかりで何となく気分が晴れない時ですが、植物にとっては水分を吸収する大切な期間です。この時期、何といっても目につくのはアジサイではないでしょうか。

アジサイの植付け

アジサイの花をよく咲かせるには、伸び伸びと育てる必要があります。伸び伸び育てないと立派な花は望めません。したがって、かなりのスペースが必要になる事を頭において植付け場所を考えるのがベストです。また、日当たりは、午前中に日光が当たり、午後日陰になるような半日陰がよいでしょう。アジサイの葉は大きく蒸散が激しいので、日照時間が長かったり、西日が当たるような所に植えると、葉が焼けて見苦しくなる事もあるので注意してください。

アジサイの剪定

アジサイは、上述したように伸び伸びと育てたほうが良い花を期待できますが、限られたスペースに植えられている場合には、やはり、剪定によってある程度の大きさに維持していく必要があります。 まず、花後の剪定ですが、花が終わったら新しく伸びた枝を2~3節残して切り詰めます。それから、長く伸びた古枝、弱った枝などを整理してあげます。もしこの時期を逃してしまったら、葉が落ちた後に剪定しましょう。その頃枝を見ると、丸く大きな花芽と、細く小さな葉芽がはっきりしています。それをよく確かめて、ちょうど良い高さの花芽の上で剪定してください。 また、株を小さくしたいという場合は、思い切って切り詰めてもかまいません。しかし、全部切り詰めると翌年花がつかない可能性があります。そこで、今年花をつけた枝を中心に、半分切り詰め半分は手をつけずにおき、残した半分は翌年切り詰めるようにしましょう。