施肥・土地改良 お手入れメニュー

丈夫で美しい木を育てるために土壌改良を行いましょう

栄養分がかけている、バランスが悪い、土壌が悪い、排水が悪い。そんな条件下で多くの植木・庭木が必死に生きています。
病気や害虫から守るためにも、肥料や土壌改良をして、良い土壌をつくり健康な木を育てましょう。

施肥

元気な樹木・庭木を育てるためには、十分な栄養を供給できる土地が必要です。しかし自然に栄養分を長期間にわたり供給させる
ことができる土は非常に少ないのです。そのために肥料を使用して樹木・庭木に栄養を与える必要があります。
施肥を行うことにより、樹木の葉の色を美しく保つことができたり、花付きを良くする、などの、効果が期待できます。また害虫や病気に対する抵抗力が強くなります。

肥料

樹木・庭木に対しては、窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素が必要です。
これらの要素は自然に土壌の中に存在するものですが、施肥を行い適当な量を補充することが必要です。

肥料の種類

腐葉土などの有機肥料と化成肥料などの無機肥料に分けられます。
有機肥料には鶏フン、牛骨粉等の動物系、腐葉土、油かす、生ゴミ等の植物からできている肥料で、特徴としては、遅効性で効
き目も長期間続きますが、虫が付く恐れがあります。しかし栄養が豊富なので元肥に向いています。
無機肥料は、化学的に合成され、製造された肥料のことです。品種や状態の違いによって、適切な栄養要素を使い分けることが出来ます。また、匂いもなく、虫も付きません。
しかし、水にとけやすく即効性がありますが、流されやすく、長期間使用すると土壌障害の原因となる恐れがあります。

肥料の時期

肥料のタイミングに関しては、各庭木の状態や種類によってタイミングは、まちまちですが、一般的に元肥(春の芽吹きを促進、
木に体力をつける)は、12 月~2月に有機肥料を「つぼ肥」(樹冠の真下に数ヵ所穴を掘り肥料を施す)し、分量の目安としては根元直径が5cmで1kg、1mまでのものは、0.1 ~ 0.3gくらいを与えるのがよいでしょう。
また、木々に感謝をこめて、5月~7月くらいに追肥(お礼肥)も忘れずに。
肥料写真