剪定・刈り込み お手入れメニュー

正しい時期に的確な剪定を

環境や景観にあった樹形に育てるためには、適切な時期に成長を見越し、将来の大きさや形を想定した、木にダメージの少ない正しい剪定が必要です。
剪定は、形を整えることだけを目的に行うものではありません。枝の混んだ樹木は、虫や昆虫も発生しやすくなり、病気なども発生します。
花付きが良く風が通り光も差し込むと害虫や病気も付きにくくなり、また住む人にも気持ちの良い環境をつくります。
木村植物園では、お客様の植木・庭木の健康状態を保った剪定を行います。そしてお客様のお庭の大きさに合わせた剪定を行います。

基本的な剪定方法

剪定方法には大きく分けて2種類あります。
枝の途中で切る「切り詰め剪定」と付け根から切る「枝下ろし剪定」です。
「切り詰め剪定」は、樹冠から飛び出した枝を切る場合に行うもので、例えば、外芽を残し、その先を切ります。これにより枝
は外側に伸びるので、ふっくらとした仕上がりになります。使用する道具は、剪定バサミがお勧めです。
「枝下ろし剪定」では、枝の密度を透かしたいとき、日を入れたいときに行う方法です。ですから、太い枝を切りますので、のこぎりをお勧めします。

剪定の時期

基本剪定は、主幹や主枝などの基本剪定は、なるべく樹木の休眠期間中や萌芽直前、12 月~ 4 月頃に行うのがよいとされます。
軽度の剪定は、夏期や春期、6 月~ 7 月頃の枝葉の生長がおさまる頃に行います。特に常緑樹の場合は、冬期の剪定はあまりよくないのでこの時期に行います。

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