芝をはじめよう!平塚市秦野市vol.3

平塚市伊勢原市近辺にお住まいの方!

前回は芝生の管理を紹介しましたがどうも芝が元気ないんだよなぁ・・と そんな悩みに
アドバイスができたらと思い芝の病気、虫の紹介をします。

芝の元気がないのは病気や害虫が疑われます。その場合は病気や虫にあった殺菌、殺虫剤で処理をします。
代表的な病気、虫を紹介します。
★さび病
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初夏や秋に発生しやすいのがさび病です。高麗芝などの日本芝によく現れる病気で、夏のはじめや秋に発生しやすく、葉に鉄さびのように黄色い粉が斑点状に発生します。原因は肥料不足の場合が多いです。対策として、しばらく様子を見て治らないようであればグリーンダイセン水和剤を薄めて散布します。
★春はげ症

また春になっても芝生の新芽が出ない、部分的に剥げたような症状であれば春はげ症が疑われます。春先にかけて高麗芝に良く発生する病気で、春になって新芽が出てくる時期になっても葉が出てこず部分的にはげたような見た目になってしまいます。対策としては、何度も再発する可能性があるのでダコニール水和剤、グランサー水和剤、パンソイル乳剤などを薄めて散布すると効果があります。
★コガネムシ・スジキリヨトウ
どちらも幼虫が芝の根をかじります。すると根から栄養が届かなくなってしまい葉が枯れてしまいます。時期的には5~6月がピークで9月くらいまで続きます。対策としてはカルホス乳剤やスミチオン乳剤を薄めて散布します。
○まだまだ病気や虫はたくさんありますがよく発生する病気・虫が上記に挙げた症例になります。丹精込めて育てた芝が元気がなくなるのは不安になるかと思います。しかし冷静に判断して的確な処置をしてあげれば枯れるほどまでには至りません。
不明な点や消毒でお困りがありましたらお庭番まで相談していただければお答えしますよ♪