植木・庭木の植え方 暮らしに植物を

庭に木を植えたいと考えた時、まずは何をしたらよいのでしょうか?これから庭に木を植えて楽しみたいと考えている方にアドバイスをいたします。

まずは植える植木 ・ 庭木を選ぶ

庭に木を植えたいと考えたとき、まずはどのような木を選ぶかを多くの方が考えると思います。
花を楽しみたいととか、果実が実る木を植えたいといったイメージがあると思います。木を選ぶときはまず、お住まいになっている地域の環境にあった木を選んでみましょう。木は成長していくと簡単に植え替えを行うということができません。ぜひ、時間をかけて植える木を選んでみてください。

植木 ・ 庭木の植え方

植える木によって扱い方は違ってきます。ここでは一般的に共通する庭木の植え方を紹介します。
植え方の基本としては、元肥(肥料)や排水性、穴の大きさ・深さなどが大切になってきます。また植木・庭木の植え方には、大きく分けて「水ぎめ」「土ぎめ」という方法があります。

水ぎめ

水ぎめとは、植え穴を堀り、半分くらい土を埋め戻した状態で水をたっぷりと加えて土をドロドロの状態にさせます。この状態で苗木をゆすり、植え穴全体に水をいきわたらせるようにします。水が引いたら残りの土を埋め戻し、株のまわりも踏み固めます。そして株の周りに10cmほどの高さの土盛りをして「水鉢」を作り、たっぷり水を注ぎます。

画像:水ぎめ1
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土ぎめ

木を植える際に水を使わず、土を少しずつ埋め戻しながら、棒で突き固めていく植え方です。植え穴を掘り、土を 3 分の 1ほど入れ、土と根鉢が密接するように突き棒で突きます。また土を3分の1くらい入れて突き棒で突きます。そしてさらに土を3分の1くらい入れて表面を踏みならして水を注ぎます。

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