夏のひかりをあつめる草 ヘリオプシス『サンバースト』

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こんにちは、朝は自宅の庭のパトロールをして、育てているミニトマトをひとつ食べるのが楽しみな、店長の吉田です。

梅雨があけると、庭にはまぶしい夏の光が降りそそぎますね。そんな光の粒をそのまま葉に変えたようなお花をご存じでしょうか。

小さなひまわりのような花

ヒマワリをぎゅっと小さくまとめたような、ころんとした黄いろい花を株いっぱいに咲かせる宿根草、それがヘリオプシス『サンバースト』です。葉には白いすじ模様が入り、全体がきらきらと揺れて見えますね。

『サンバースト』と過ごす夏

七月から九月まで途切れずに花をつけるので、朝起きて庭に出るたび新しい花がほほえみかけてくれます。切り花にすれば、食卓や玄関にも夏の光を運んでくれますよ。わたしは朝の水やりのあと、お花を一輪切って小瓶に挿し、眺めています。黄いろには気持ちを明るくする力があると言われますが、ほんとうに心がふわりと軽くなりますね。

やさしいお世話のコツ

  • ひなたが好き
    日の当たる場所なら、ふつうの庭土でも元気に育ちますよ。
  • 水はほどほどに
    根が落ち着くまでは土の表面が乾いたら朝か夕にたっぷりと。そのあとは雨まかせでも平気ですね。
  • 肥料はひかえめ
    与えすぎると背が伸びすぎるので、春に少しだけ緩効性のものを混ぜるくらいで十分ですよ。
  • 花がら摘みで長もち
    咲き終わった花をこまめに切ると、次のつぼみがどんどん膨らみますよ。

庭はわたしの小さな養生所

朝のひかりの中で花や葉にそっと触れると、ひんやりとした感触が手のひらから体に広がり、暑さで重くなった心身をすっとほどいてくれるように感じます。庭木や草花のお世話は、からだをやさしく動かすよい時間になりますね。『サンバースト』の黄いろは、からだの奥まで届く夏のビタミンのようです。

きょうのひとしごと

さあ、涼しい朝のうちに庭をひとまわりしてみませんか。『サンバースト』が咲いていたら、花の数をそっと数えてみましょう。ゆらぐ黄いろを目で追うだけで、深い呼吸が自然と生まれますね。

それでは、またお店でお会いしましょう。