
九月の風に少しずつ秋の気配がまじるこのごろ。
日中はまだまだ暑いけど、朝夕にそよぐ風に、すこしホッとするような季節ですね。
そんな中、ふと心にうかぶのが「敬老の日」。

日ごろなかなか言葉にできない「ありがとう」や「元気でいてね」の気持ち。
ことばにするのがむずかしいときは、お花の力をかりてみてはいかがでしょうか。
花の色には、想いがこもっています

お花には「花ことば」があることは、よく知られていますが、
じつは「花の色」にもそれぞれ意味があるんです。
大切な方を思い浮かべながら、その方にぴったりの色を選んでみると、
想いがいっそう届きやすくなるかもしれませんね。
たとえば――

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赤色は、「情熱」や「愛」。
おばあさまへの感謝や、いつまでも元気でいてほしいという願いにぴったりです。 -
黄色は、「希望」や「笑顔」。
明るく朗らかなおじいさまへ、太陽のような気持ちをそえて。 -
白色は、「やすらぎ」や「敬い」。
落ち着いた雰囲気をお好みの方に、そっと心を寄せて。 -
ピンク色は、「思いやり」や「感謝」。
やさしさあふれるお花が、気持ちをそっと包み込んでくれます。
お花を選ぶ、そのひとときも贈りもの
「何色が好きかな?」「この色が似合いそうだな」
そんなふうに思いを巡らせる時間も、すでに立派な贈りものですね。
木村植物園の園内でも、敬老の日に向けた花々をたくさんご用意しております。
心がホッとするような色、笑顔がこぼれるような彩りに、出会っていただけたらうれしいです。
ことしの敬老の日が、ご家族みなさまにとって
あたたかく、やさしい一日になりますように